この2週間はONE PHOTOでは「多重露光」をテーマに作家性を重視した、各フォトグラファーの写真を発表しています。多重露光写真では、通常見ることが出来ない2枚以上の写真を組み合わせることで、時に幻想的に、時に物語を作るように写真から色々な想いを伝えることが出来ます。今日の1枚は、そんな物語が感じられるような1枚に、Chief Photographerの深澤さんが挑戦しています。以下、深澤さんのコメントからお送りします。

世界に一つだけの花から、「No.1にならなくてもいい もともと特別なOnly One」といった歌手の槇原敬之さん。
金子みすゞものがたりで「みんなちがって、みんないい」といった詩人の金子みすゞさん。

人間の数だけ、ここの煌きに夜景が美しくなる都会において、その膨大な数の灯りを前に個性はどうしても記号に変換されてしまいがちだし、結果として失われているように感じてしまう。でも、本当はそんなことないってみんな気付いてるはず。そんな思いを込めて一片の花を皆のハートに届けたい・・・

なんて遠大かつ不遜な夢を写真で表現できないかと試行錯誤して、バラと夜景を組み合わせたタイトル通りの「世界に1つだけの花」を作った1枚となります。別々に撮影した写真の組み合わせですので、一概に設定やEXIF情報が必要なのか、判断が難しいところですが、下記に利用した機材情報を記載しておきます。皆様の参考になれば幸いです。

バラ:EOS 6D + EF100mm F2.8L Macro IS USM
夜景:EOS 5D Mark II + EF24-105mm F4L IS USM