2016年8月、ペルセウス座流星群を田貫湖まで撮影に行った帰りの朝霧高原です。あいにくの天気でしたので、流星群は雲に覆われて撮影すること叶わず失意のまま帰った時にこの景色に出会いました。

夜が明けるちょっと手前、何階層にも連なる青い森の稜線が霧の中に浮かんだ一瞬です。

※フォトグラファーからのお願いですが、可能な限り大きなサイズでご覧ください。何層にも何層にも違う青の境界線が気持ちよく見えるかと思います。

撮影は7Dで200mmなので、実質320mmクラスの望遠になりますが、その画角で綺麗な箇所だけを切り取っています。色が濃く映る手前の木々を画面の下に配置することで、バランスとして落ち着きがありながら、下から上にグラデーションが薄くなる様子が印象的になるように撮りました。こうした撮影の場合は、1か所にフォーカスした写真よりも、フレーミングやバランスを考えて色々と撮影してみると、気付きが沢山ある気がします。刻一刻と変わる光のバランスを追いながら、現像で綺麗になる写真を確保するというのが、今回の撮り方でした。

撮影後は東山魁夷さんの作品のような、澄んだ青を表現するために撮影後にWBを微調整していますが、ほとんど元々の見たままの景色に近い色になっています。

Canon EOS 7D Mark II
EF70-200mm f/2.8L IS II USM
200mm,F11,SS:1/40,ISO:100