みなさん、こんにちは。ONE PHOTO編集部の大畑です。

突然ですが、みなさんが昨年買ってよかった!と思うカメラに関する機材はなんですか?

「気になっていたレンズを使ってみたら、写りがよくてウットリしてしまった!」
「カメラ専用のリュックを買ったら、収納が便利ですごく使い心地がよかった♪」
「新しいストロボを使ったら、光が綺麗に当たるようになった」

振り返って見れば、いろいろなものがあるかもしれませんね。

今回は、日頃からカメラ・レンズ・ガジェット類に投資をしているONE PHOTOのフォトグラファーに、2019年に「買ってよかった!」と思うカメラ関連の機材とそのポイントについて聞いてきました!お正月明けでまた物欲が出てくる今日このごろ、ご参考にしていただけますと幸いです。

ONE PHOTOチーフフォトグラファー深澤裕のオススメ2019

深澤 裕
ONE PHOTOチーフフォトグラファー。スタジオ撮影、ロケーションポートレート、ウェディングなどのLOVE撮影を担当。ONE PHOTOで開催するセミナーの講師も担当。好きな撮影はポートレート(人物撮影)。
プロフィール:https://onephoto.jp/photographers/yu_fukasawa/

アウトドアブランドの機能性衣服

一見すると、カメラとはあまり関係なさそうなアウトドアブランドですが、僕が去年買ってよかったものNo.1です。なぜなら、私は良い写真を撮る秘訣は、正しい場所に正しい機材を使うだけでなく、その写真を撮影する人を守る衣服も大事だと考えているからです。

特に、風景写真やロケーションポートレートなど屋外での撮影は、どんな季節であっても暑さ寒さの問題が伴います。また、場合によっては雨の中での撮影もありえます。そんな時に、着脱可能かつ防水効果のあるアウトドア専用の機能性衣服は頼れるアイテムです。

アウトドアブランドの機能性衣服をおすすめする3つの理由
1) 重ね着による温度調整ができること 
2) 防水効果・防風効果が抜群であること
3) コンパクトにまとまるので、インナーダウン等の持ち歩きも便利なこと

様々なアウトドアブランドの商品が存在する中で、私がもっともおすすめする衣服を一点、ご紹介します。

アウトドアブランドであるザ・ノース・フェイスパンツは、シルエットがかっこよく、撮影時に着用するにみならず、普段使いにしても全く問題ありません。

撮影や登山に行く時などにしか着れないような衣服は、出番が少なくもったいなさを感じてしまいますが、これは日常でも活用できるため、非常に重宝しています。

アウトドアブランドは、耐久性が優れており、一つ買っておけば、長く使える素敵なアイテムが数多く揃っています。是非、色々と探して自分の撮影スタイルにぴったりの機能性衣服を探してみてくださいね。

GODOX S-R1+AK-R1ーストロボ+ドーム型デフューザーセット

GODOXは撮影照明やストロボで有名なメーカーです。その中でもS-R1+AK-R1はソフトボックスやアンブレラを持ち歩けない時に加え、ライトスタンドを立てる余裕やスペースがなく直射せざるを得ない場合の必須アイテムです。この2つの機材を使うことで、手軽に柔らかい光を作り出すことができます。

大げさなディフューザーは機動力が落ち、ブライダルやイベント等の撮影時には、アウトプットに明確な影響が出ます。しかし、こちらの機材は、サイズがコンパクトで、荷物の量を減らすことができ、フォトグラファーにとって強い味方になります。また、色フィルターが充実しているので、幅広い撮影にも対応可能です。

GODOX S-R1+AK-R1を使用して撮影しました。

すでにストロボをお持ちの方や手軽に柔らかい光を取り入れたい方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

loupedeck / Loupedeck Plus写真編集コンソール

※PCとキーボードの間にあるのがloupedeckです。

loupedeckは、LightroomやPhotoshopなどの現像ソフトで使うパラメーターを「ダイアル」や「ボタン」に設定するハードウェアコントローラーです。人間工学によって作業の流れを崩さないように設計されており、非常にスムーズに作業できます。

loupedeckを使うメリットは作業スピードが圧倒的に速く、効率的に現像できるからです。

現像を効率化するためのポイント
①よく使う機能やプリセットを「ボタン」に登録すれば、一発で適用可能!
②露出やハイライトなど、任意の項目も「ダイアル」に設定することで簡単に調整!

特に大量に写真を現像する必要があるときに役立ちます。あらかじめすべての写真に基本補正を適応した上で、写真を切り替えながら露出等の細部を調整していく利用法が便利です。撮影を仕事にされているプロの方だけでなく、現像まで楽しむアマチュアの方にもおすすめのツールです。是非、試してみてくださいね!

ONE PHOTOチーフフォトグラファー原田義之オススメ2019

原田義之
ONE PHOTOチーフフォトグラファー。主に企業や自治体のイメージで利用する風景関連の撮影やスターポートレートなどの特殊な撮影商品を担当。好きな撮影は星空、花火など。
Official : https://onephoto.jp/photographers/yoshiyuki_harada/
Twitter : @yohar1114

Sigma Art40mm/1.4

カメラやレンズなどの光学機器を扱うSIGUMAの単焦点標準レンズ40mm。なんといっても立体感のある描写がこのレンズの魅力です。

AF(オートフォーカス)が使えるので、時間をかけてマニュアルでピントを追い込めないシチュエーションで重宝しています。ソニーのカメラには瞳AF機能があるのですが、それがこのレンズで活用できることもよい点の一つですね。

Laowa 10-18mm / LAOWA 10-18mm F4.5-5.6 Sony FE Zoom Lens

超広角レンズのラインナップが豊富なLaowaのレンズです。これをおすすめする理由は、焦点距離が10mmと超広角なレンズが使える、この一点に尽きます。

10mmのレンズと言えば、他にはフォクトレンダーという光学機械メーカーが出しているものが存在するだけで、現在手に入る中では、最も広角なレンズです。使いこなすのは凄く難しいですが、今まで撮れなかった写真が撮れるので気に入っています。

ONE PHOTOインスタグラマー佐藤麗子のオススメ2019

佐藤麗子
フォロワー数約15万人の大人気Instagramer。「キラキラした宝石箱」をテーマとした、可愛らしくもどこか懐かしく、心が温かくなる作風が特徴。添える言葉も独自の世界観で彩られ、コアなファンが多い。現在はONE PHOTOで写真家活動を続けるほか、カメラアクセサリメーカーへの作品提供から自治体の撮影依頼まで、幅広い分野で写真家として活躍中。
Official : https://onephoto.jp/photographers/reiko_sato/
Instagram : https://www.instagram.com/reiko_sato_/

Grandstoneのキャリーボストン50L

私は普段、風景を中心に撮影をしています。撮影現場は崖道や階段しかない場所が多いため、カメラ、レンズ3本、1.5kgの三脚を常に持ち歩くには、基本的に転がして運んだり、担げるキャリーケースが必須となります。

もともとは、キャリーリュックの40Lを持っていました。しかし、星空撮影や朝焼けを撮影する関係で、防寒具や食料 を入れたり、また夜景撮影の道具が増えたことで入りきらなくなったので、50Lに買い換えました。

ボストンタイプのキャリーケースは担げるため、1分1秒を争う風景撮影の移動時により便利です。それ以外でも、ポートレートでストロボやスタンド、レフ板、小物を使う場合も荷物が増えるので重宝しています。 

Litom LEDヘッドライト センサー機能付き【168ルーメン/実用点灯30時間/IPX6防水/防災】停電時用 軽量 登山 夜釣り キャンプ HP3A-S1 ヘッドライト

星空撮影をする際、撮影場所にたどり着くまで真っ暗な道が続くことがほとんどです。そのため、安全を確保するためのライトの使用は欠かせません。これまでは100円均一のライトを使用していたのですが、手持ちタイプしか販売されておらず、明るさも十分とはいえないものでした。

しかし、このヘッドライトを買ってからは、両手が開くようになり、真っ暗闇の中、険しい崖や山道を手探りで登り降りするようなときに重宝しています。また圧倒的な明るさを放ちます。見た目は滑稽なので、女子力は低下しがちですが、ライトとしての効果は存分に発揮します。

少しだけ、ライトによる光害のご説明させていただきます。白いライトは光害になってしまい、周りの迷惑になるので使用する際はご注意ください。また赤いライトなら大丈夫と思われている方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、実はこれも写真に写ります。頭にヘッドライトを装着する場合は、他の方の迷惑にならないよう、首振りに注意した方が良さそうですね。

ONE PHOTOチーフフォトグラファー村山勉のオススメ2019

村山勉
ONE PHOTOチーフフォトグラファー。日本建築写真家協会正会員。主に新築やリフォーム住宅、その他大規模建築などの撮影を担当。
プロフィール: https://onephoto.jp/photographers/yoshiyuki_harada/
twitter : @murayamaphoto

Leofoto G4+NP-60 ギア雲台

*ギア付き雲台はこれまでマンフロット製を使っていましたが、昨年新たにLeofotoのギア付き雲台を購入しました。
*注:ギア付き雲台とはカメラの水平垂直などの調整を、ミリ単位で調整できるツールです。完璧な水平垂直が求められる建築写真などに利用されています。

一番の理由は、これまで利用してきたマンフロット製品との違いとして、

①縦と横で構図への切り替えが瞬時にできること
②水平の回しができること(例えばパノラマ撮影)
③マンフロット製よりも軽く、かさばらないこと

の3点があげられます。

決して安い買い物ではありませんでしたが、建築撮影を仕事としている私としては必須のアイテムで、従来品よりも大幅にストレスが軽減されて、非常にいい買い物が出来たと思っています。

また、同程度の機能のギア付き雲台を求めると、他にあるのはアルカスイス製の製品になるので、安価に使い勝手の良いLeofotoのギア雲台はオススメです。

Zhiyun-Weebillーsジンバル

個人的に動画の可能性を感じて、最近は動画撮影にも力を入れています。その際に、滑らかな動きを撮影するべく、ジンバルを購入しました。

ジンバルとは、動画撮影などでブレを起こさず、スムーズに撮影するための、カメラを固定して動かす道具です。動画の撮影用に購入しました。様々なメーカーが販売していますが、これまでは大きくて重いのが難点でした。

しかし、このジンバルは、重量980gと軽量で、合計総重量が3.5kgまでのカメラとレンズを搭載することができます。カメラを載せるとそれだけでもって歩くのが大変ですが、ミラーレスカメラ+Zhiyun-Weebillーsジンバルのおかげでだいぶ軽くなりました。

ONE PHOTOディレクター&フォトグラファー新井勇作のオススメ2019

新井勇作
®福業フォトグラファーのONE PHOTO代表。平日は経営コンサルタント、休日はフォトグラファーとして活動するDUAL WORKer。ポートレート(人物撮影)から物撮りまで福業である利点を活かして、誰かの役に立つことを目的に幅広いジャンルで撮影を請け負っています。なお、一番得意な撮影はストロボを使ったポートレートや商品撮影です!
Official : https://onephoto.jp/photographers/yusaku_arai/
Twitter : https://twitter.com/arai_yusaku/

基本的にカメラ関連の機材は一通り買い揃えているので、去年は新たに買い物をするのが少ない1年でした。それでも、何本か購入したレンズや収納&整理用品から個人的なオススメの意外なところをお伝えしたいと思います!

MYSTERY LANCH / 2Day Assault

ミステリーランチはアメリカ・モンタナ州に本社があるバッグパックのブランドです。米軍の特殊部隊や、森林消防隊などの過酷な環境で働くプロが採用している究極のバックパックを作るブランドとして知られています。日本でも自衛隊に採用されるなど「タフで高品質」なバッグを作っています。

これまでも、私はこの会社のUrban Assault(アーバンアサルト)というタウンユースのバッグを利用してきたのですが、①容量が少ないこと、②バッグ横に三脚などをつけるホルダーがない事から、多少の使い勝手の悪さを感じていました。

Urban Assaultよりも大きいバッグで日本でも購入できたものは幾つかあるのですが、その代表例が3Day Assault(スリーデイアサルト)というバッグです。

これは3日間の行軍を目的に作られていることもあり丈夫なのですが日常生活には多少大きく、そして値段が高い(約8万円)!という問題点がありました。

そんな中、2019年9月から日本でも2Day Assault(ツーデイアサルト)という一回り小さいバッグが発売されたので、即時で購入して非常に気に入って使っています。現時点では最高のカメラバッグになりうる可能性を持つリュックだと思っています。

気に入っているポイント 
・大容量なのにコンパクト
・Y字ジップによるクイックアクセス 
・ドリンクホルダーも500番のナイロンで重い三脚も大丈夫 
・全面テープによる拡張性の豊かさ

カメラ専用バッグではないので、カメラを入れる場合は緩衝材を利用する必要がありますが、リュックサックとしてはほぼ完成形だと思うので、次に購入を考えている方は、是非チェックしてみてください。3Day~と比べても、ベトナム製なので値段が約1/3ととても値ごろ感もあります!!

thinkTANK Photo  / Cable Management 10

thinkTANK Photoは世界中のプロが愛用しているカメラバッグの専門メーカーです。そんなメーカーが提供するケーブル収納ポーチが2019年の僕のオススメNo.1です!

ポーチなんて100円均一のものを利用しても同じだと思われがちですが、ThinkTankの製品は全然違います。カメラバッグの専門メーカーとして考えられているな。っていうこだわりを随所に感じるのです。

ここが凄いよ Cable Management!! 
①「透明ビニール」を採用することで中身が見える 
②中身を入れても、そのままでも「自立」する
③「丈夫」。ジッパーが強い、生地が強い 
④「名刺ホルダー」もプロ仕様 
⑤丈夫な取っ手がついててフックでまとめて収納可能

ケーブルマネジメントという名前の通り、ケーブルなどを畳んで収納するポーチです。最大の特徴は何が入っているか?が一目瞭然になるように、敢えて透明ビニールを部分採用しているところです。自分のようなそそっかしい性格には、ポーチを開けずに中身が分かるこうした配慮は非常に助かるのです。

ポーチで小物を管理することで、バッグを変える時にも袋ごと持って行けるという点で、非常に取り回しが便利です。あくまで自分の場合ですがポーチAはデータ道具(外付けHDD、Type-Cアダプタ、SDカードリーダー、マウス等)、ポーチBは仕事道具(ポケットWi-Fi、PC電源ケーブル、スマホ充電器等)、ポーチCはテザー撮影関連用品(Type-Cアダプタ予備、テザーケーブル、リピーターケーブル等)を用途別に分けてパッキングしています。

実は、こちらのCable ManagementはONE PHOTOの昨年の忘年会の景品にも入れていて、当選した人からは大変好評を頂いているアイテムでもあります。

まとめ

以上、ONE PHOTOメンバーが2019年に買い物をして良かった商品のご紹介でした!

最後までお読みいただきありがとうございました!今回のONE PHOTOメンバーのお買い物のまとめでフォトグラファーはカメラ機材だけでなく、周辺の道具にもこだわっていることが分かりました。

最終的に「写真は準備の積み重ねの結果」という言葉があります。こうした準備や周辺道具にこだわると、少しだけ写真品質がアップするかも!?

今回の記事が皆さまの快適なカメラライフの一助になりますと幸いです。