【きらきら・ふわふわ】素敵な逆光写真を撮る方法

こんにちは!ONE PHOTO編集部です!!

今日はONE PHOTOの先週までのテーマになっていた「光・人」から素敵な写真の撮り方をまとめてみます!これからのONE PHOTOブログの運用の仕方として、こうした自分たちの作品をまとめて発表していく事もとても大切な試みだと思いました!こうした作品のアーカイブ記事も少しずつ拡充していきますので、皆様の素敵な写真ライフのお供に是非、参考にしてくださいね!


写真は都度セレクトしたものや、Facebookで評価の高かったもの、その他ONE PHOTO編集部が解説に試みたものを中心に進めて行きますね!お楽しみに!!



【それぞれの夏の思い出】

まずは、こちらの綺麗な淡いグラデーションの夕暮れを背景に、浴衣姿の女性のシルエットを撮影した柴田さんが自主的に開催した撮影会からの1枚です。こちらの写真を撮影した柴田さんのコメントはコチラ。

「美しい夕焼けと、浴衣を着た女性のシルエットを組み合わせたら綺麗だろうな」と思い、撮影した一枚です。モデルさんはあえてシルエット化することで、見た人が色々と想像して写真を完成させる。そんな写真を考えました。
この写真はイメージに近づけるために、Raw現像を前提に撮影にしています。シャドウで、より影を作り、ハイライトと彩度を調整することで昼から夜に変わる青とオレンジの空を彩っています。
現場では、影を作るために逆光になるようにし、頭の後ろに太陽を持ってくることで、被写体が輝くようにしました。
また、背景となる空は、青とオレンジが好みのバランスになるように、モデルさんに高台に登ってもらって撮影しています。
NIKON D5100
50mm f/1.4
F:9,SS:1/200,ISO:100

https://www.facebook.com/onephoto.jp/photos/a.921270157909168.1073741827.921151224587728/1411401732229339/


この写真のポイントをONE PHOTO編集部として解説しますね!!是非、大きく見て頂いて詳細を確認いただきたいのですが、大きく注目していただきたいポイントは下記の3点です。

① 太陽とモデルとカメラの位置取り
② 背景の柔らかいオレンジ~青のグラデーション、雲の美しさ
③ 黒潰れしていない浴衣のシルエット



以下、順に見て行きましょう!



① 太陽とモデルとカメラの位置取り

写真で最も明るい部分に太陽があります。この写真で言うと、モデルの首のあたりですね。そこにとても強い光源の太陽を持ってきたことで、他の光は全て弱い光になり、ややもすると暗く潰れてしまう(情報が無い状態)になりやすい撮影環境です。ただし、このような位置取りにしたことで逆光によって作られる美しいシルエットが色濃く出すことが出来ました。もし、これが右側に太陽がある位置で撮影をした場合、少し光が回り込んでシルエットではなく、やや暗い写真になっていたと思われます。ですので、他の色々な条件にもよりますがシルエットを撮影したい場合は、まずは一番強い光(可能であれば1灯)を隠す位置に撮影を行いましょう!光源 - 被写体 - カメラ が一直線になる位置がシルエット写真の基本ですね!!



尚、こういう時に「どこに露出を合わせればよいか?」が分からない事が多いと思います。
※ちなみに、ポートレートでは通常露出は全て肌に合わせることを基本に撮影します。「肌の美しさを表現できる露出が±0の露出」と覚えてくださいね。



そのセオリーが全く通用しない中での撮影になりますので、淡い色を表現するためには、露出を「一番表現したい部分に対して、ややアンダー(暗め)で撮る」ことをセオリーに撮影しましょう!今回は一番表現したかったのは「空のグラデーション」になりますので、青や橙の色が濃く出る露出を選べばよいかと思います。必然的に、光の当たらない女性はシルエットになります。シルエットについてもアンダーで撮影しているものも、Raw現像のタイミングでシャドウを持ち上げる(暗い部分を明るく引き戻す)ことで、浴衣の文様などを復活させることが出来ました!



続いて、一番表現したかったと思われる、

② 背景の柔らかいオレンジ~青のグラデーション、雲の美しさ

を見て行きましょう!!

上から徐々に夜が下りてきて、橙色の太陽と混ざり合う中に美しいグラデーションが見て取れます。そして、グラデーションを彩る秋に近い空の雲。空だけを撮影する場合、どうしても何もない中ではアクセントが足りない場面が多いのですが、たなびく雲は最高の舞台演出装置ですね。

ただし、これらの雲も色も、実は通常の撮影ではなかなか表現できないイメージです。普通に上記①に書いたような撮り方をすると、空がオーバー(明るく)なってしまい、写真として白飛びが目立つ写真になってしまいます。最終的にはRaw現像で作っていくべき撮影シーンですが、こうした場面ではRaw現像での撮影が効果を発揮します。空に残る微細な色(青や橙)を白と認識せずに残してくれます。レタッチする際はそれを戻してあげる、自分が記憶したイメージに近づけていく事で写真を作りこんでいきましょう☆彡




こうした現像処理(レタッチ)をすることで、写真としての幅が広がりますので、そのことを踏まえて最後の

 ③ 黒潰れしていない浴衣のシルエット 


を見てくださいね!
よーく目を凝らしてください。女性の浴衣に模様が見えますか?

こうした形でデータとして真っ黒ではなく、諧調を保っている事を「黒潰れしていない」と表現します。逆に「黒潰れ」とは、真っ黒になってしまいデータが無い状態(どうしようもない状態)を指します。勿論、写真によってケースバイケースなのですがこうした、色が潰れてしまうとその部分だけ、写真のインパクトが強くなってしまいます。黒は絵として色が強いのです。改めてこの写真を見てみましょう。顔の部分は黒く潰れている(あえて、潰している)のですが、逆に顔以外の浴衣についてはきちんと浮き上がってみる事ができます。それが全体としてこの写真に調和を与えて、写真としてのクオリティを高めています。


このように隅々まで写真を見ることで、様々なインプレッションを得ることが出来ます。是非、一つ一つの写真を見ることで、皆様の写真表現の幅を広げてくださいね!

ONE PHOTO編集部からでした!!

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