【現場レポート】ONE PHOTO現場のモノクロポートレートのスタジオ撮影

こんにちは!ONE PHOTO編集部です!!

今日はONE PHOTOが不定期で開催しているMonochrome Portraitの撮影現場を共有させて頂きますね!今日も開催していた撮影会でも、多くのお客さまにご来場いただき、撮影に対応しておりました!!お越しいただいた皆様、ありがとうございました!!写真を楽しみにお待ちください!!

今回のブログでは、普段は趣味で写真を撮影していると、通常なかなか見ることが出来ないスタジオ内の様子や、ONE PHOTOとしてどんな機材を利用して撮影しているか、をお伝えする内容にできれば!と考えて書き始めております。こうした内容をフォトグラファーがWeb上で公開する場合、よく「撮り方を公開しても大丈夫なんですか?」と聞かれます。ですが、結論から言うと、全く問題ありません。

というのは、撮影する際の方法論は同じであっても、出てくる写真の結果はフォトグラファー個々人の感性によって絶対に同じになる事はないからです。これは、昨日の新井のブログの中でも触れていた「被写体との関係性」で決まる要素が大きいからです。勿論、パッと見たときの類似性はあるかもしれませんが、根本的な写真の出来は各人によって全く異なります。実際、ONE PHOTOのメンバーの撮影講習会で全く同じスタジオ設定の中で、同じモデルさんを撮影した時も1枚として同じ写真は無く、そこに映っているのはフォトグラファーの感性そのものでした。


また、我々ONE PHOTOは、「自分たちの考える撮影手法を誰かの役に立てたい」という想いを持っているので、基本的には撮影時の設定やスキルは共有して行きたいと思っています。それは我々ONE PHOTOフォトグラファーは過去の多くの秀作を見る事や、実際のプロに師事することで受け継いできた技術を、きちんとカタチにして残したいという創業時の想いがあるからです。是非、ONE PHOTOブログの読者の皆様も、私たちの撮影の設定を真似して頂くことで、カメラって楽しい事なんだ。ストロボの撮影って素敵な事なんだ!っていう新しい楽しみを見つけて頂きますと幸いです。



撮影に利用している機材とセッティング:

ONE PHOTOのMonochrome Portraitで撮影に利用している機材はスタジオのサイズの都合もあるので、利用する機材を限定しています。機材は簡単に言うと、

①デジタル一眼レフ、フルサイズ機
②50~58mmの短焦点レンズ
③テザー撮影を行える環境

この3つです。


実際に利用するカメラとレンズの組み合わせは下記のとおりです。スタジオ撮影にはやはり、CanonとNikonに一日の長があるのでどちらかのメーカーで撮影することが多いです。または、フォトグラファーによってはスタジオでの撮影環境にも十分な対応性を見せてきたSONY機を利用しています。そのうえで、レンズは Canon EF50mm F1.2L または、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G に固定しています。


カメラとレンズの組み合わせ

Canon: 5D MarkⅣ、5Ds、5D MarkⅢ、6D のいずれかに Canon EF50mm F1.2L を装着
Nikon: Nikon D810、D750 のいずれかに AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G を装着
SONY: α7RⅡ、α7Ⅱ のいずれかに Canon EF50mm F1.2L を装着

ONE PHOTOでは基本的に、フォトグラファーの各人が所有している機材を利用して撮影する形式をとっております。



スタジオのストロボ機材など

ストロボ:COMMET Twinkle 400 に Profoto CREATIVE LIGHT 60 x 90 ソフトボックスを装着 (スタジオ内はトップとサイドの2灯を準備しておりますが、常に片方のライトしか使わない、1灯に拘ったコントラストがきちんと見える写真を撮影しています)
シャッター: Cactus:ワイヤレストランスミッター を利用することでオフライトストロボを実現しています。
カポック(レフ板):90cm x 180cm のカポックを3-4枚
丸レフ:顔からしたの暗がりを明るくするために利用しています



撮影時の設定(秘伝の撮影方法的な部分)

多分、こちらの内容が一番気になる部分だと思いますが、上記の機材でスタジオを組み立てて以下の設定で撮影しています!!
測光器を利用して、ISO100 & シャッタースピード 1/125 の設定で、絞りが F2.8 となるようにライティングの強さを調整しています。


具体的にはこんな形で撮影しています!!



代表の新井の考えから「ONE PHOTOのモノクロポートレートは目ヂカラが強い写真」を指向しています。では、実際に「目ヂカラ」をどうすると強くできるか?を考え抜いた結果、極めて浅い被写界深度で目だけにピントが合って、柔らかく輪郭がボケて消えていくことが重要だと考えています。具体的には目からコメカミ程度でピントが外れて輪郭が溶けていく写真に目ヂカラが宿ると考えています。その為に、スタジオの設定を調整しているだけでなく、レンズも極浅いF2.8に絞った際のボケの溶け方が綺麗な上記の2つのレンズに固定しています。


先日、とある建築家の方をモノクロで撮影させて頂いたのですが、ご友人の写真家の方に「このプロフィール耳のピントが合っていないね。これじゃ、瞳にしか目が行かないじゃん。」と指摘を受けたというご報告を頂いたのですが、それはONE PHOTOとしてとても狙った写真です。瞳以外に視線が泳ぐのではなく、瞳に視線が集まることが写真のパワーを高めて、その方の魅力を高めると考えているのです。そういう写真を撮りたいと思い、お客さまを撮影させて頂いております!!


正直、極めてピントの薄い被写界深度で動きのある写真を撮る事はかなりリスキーであることは認識しています。ですが、弱いストロボ光で限界まで近づいて照射する光が、柔らかくお客さまの肌の質感を立体的に描いてくれるのです。


実際の撮影風景:

実際の撮影現場です。2灯を効率的に交換して撮影できるように、Cactusのリモコンを利用しています。スタジオには背の高い椅子などもご用意しており、立ったポーズだけでない、お客さまらしいポージングの1枚を、ご提案しています。



撮影した写真(作例):

こちら、ONE PHOTOのモノクロポートレートでスタジオ撮影したお客様からのお写真です。弊社の作例としてご確認くださいませ。

ONE PHOTO Men's Portrait







ONE PHOTO Lady's Portrait





撮影可能メンバーと各人の利用機材 (2017年8月時点):

新井勇作 (Director) Canon

中村浩史 (Director) Canon

深澤裕 (Chief Photographer) Canon

塩川達郎 (Photographer) Nikon

柴田翔平 (Photographer) Nikon

前田勇輝 (Photographer) SONY / Canon


ONE PHOTOでは不定期で開催している、モノクロポートレートですが、次回の開催は

 Men's : 2017年 9月 2日(日)  11:00~、13:00~、15:00~ の各回2-3名
 Lady's : 2017年 10月 28日(土) - 29日(日)  各回1名ずつで 11:00~ 1時間毎に開催

となっております。宜しければ、こちらのリンクからお申し込み下さい。

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