【今日の1枚】 「本物のダンサーが持つ軸。」
コンテンポラリーダンサー小暮香帆さんの公演”ミモザ”の一幕です。
スポットライトに照らされた美しい動きを写し止めました。体の芯がブレず、かつ動きの速い手先にはブレ感の出るシャッター速度を選択。緩急のつく演技となるため、動きを見ながら微調整を行い撮影しました。
舞台や演技を撮影する場合、事前に予行練習等を見学させてもらう機会があれば、ライティングと演技に着目して、自分なりの構図をイメージしておくと良いでしょう。
本物のダンサーだけが持つ、芯の通ったぶれない軸は、一人のフォトグラファーとして、心から美しいと思うのです。
(Photo & Commented by Hiroshi Nakamura / OnePhoto Chief Photographer from Canon)
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Canon EOS 5D Mark III
EF70-200mm f/2.8L IS II USM
F:2.8,SS:1/160,ISO:3200