夜の屋外ライブです。会場の雰囲気を写し取るために、広角のパンケーキレンズを装着して撮影しました。ステージの照明を後ボケとするため絞りは開放に、見た目に近いアンダー目の露出を選択しています。

ライブの高揚感、アーティストへのアピールなどを表現する、モチーフとして掲げられた手の存在感を出すため、被写体と1m以下の至近距離で撮影しました。このようなイメージを撮影する場合、立ち位置は観客の合間からとなるため、なるべく邪魔にならないよう速写を心掛けることが重要だと考えて撮影しています!

また、ライブの撮影には大きな会場でない場合は小さ目のプラスチック脚立を持ち込むことにしています。30cm目線が高くなることで会場全体を撮影できるようになり、観客とステージをいい塩梅で混ぜた一枚を撮ることができるようになります。また、ライブなどの撮影では水平・垂直・直角・平行などは意識せず、あえて傾けて目線の動きに斜めの動きを足す方が躍動感が出た素敵な1枚になることが多い気がしています。写真は本当に自由なメディアです。正解は無いので楽しく考えながら撮れればそれでいいと考えています。 

(Photo & Commented by Hiroshi Nakamura / OnePhoto Chief Photographer from Canon)

SONY NEX-7
E 16mm F2.8
16mm,F:2.8,SS:1/60,ISO:640