昭和記念公園のイルミネーションです。あまりにもストレートな電飾の写真ではありますが、内側から光る樹の生命力やエネルギーみたいなものを感じたので、それを光に乗せて届けるべく、撮った1枚です。昭和記念公園は公園としても都内最大級に大きく、あまり混まない事でもゆっくりとイルミネーションが撮影できる隠れた穴場的な名所です。

今回の写真では、小さい光の中にも輝きを表現するために絞りをF25まで大きく絞りましたが、あまり絞りすぎると回折現象によって解像が悪くなってしまいます。ご興味のある方は「小絞りぼけ」や「解析現象」で検索をしてみると良いでしょう。そうした解析現象が起こってしまった写真では Lightroom や Photoshop での現像の際に、シャープネスをプラス補正することで補完しましょう。諸説ありますが、カメラ内のピクチャースタイルなどでシャープネスをプラス補正するよりも現像時に対応する方が綺麗な写真になる気がしています。

こうした描写についての拘り以外のポイントとしては、構図として枝の広がりを途中で切っている事です。このように枝を大胆に切ることによって、ヒトの想像力を活用し、枝の広がりをよりダイナミックに見せることを狙っています。皆さんのイルミネーション写真の参考になりましたら幸いです。

Canon EOS 5D Mark II
EF70-200mm f/2.8L IS II USM
85mm,F:25,SS:30,ISO:400

(Photo & Commented by Y.Fukasawa / OnePhoto Chief Photographer)